2013年04月

写真でつづる益子一人旅〈4 〉自然編

益子へ行って、はや一週間が過ぎました。
季節はどんどん進み、我が家の周りの草花はもうすっかり初夏の装いです。

益子3日目、民宿から益子の町へ、前日通ったのとは別ルートでと選んだ道は素晴らしかったです。

400-2013年4月益子 127

車を停めては写真を撮っていても、一台も車に会いませんでした。

400-2013年4月益子 129

400-2013年4月益子 131

この日に予定していた「益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子」は、展示替えのため残念ながら休館でした。
器の店、藍染の店を少しブラブラしたあと再び町を離れ、雨巻山の麓に向いました。
目指すは自然の中で食べる石窯ピッツァ!
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こんな田舎道を走りました。
青々としているのは麦畑です。
そして水を張り始めた田んぼ。
水路からサラサラと音をたてて水が流れ込んで、水田の水にさざ波が立っていました。
のどかで平和な日本の風景です。心がほんわかします。
田植えの季節もまた美しいだろうなぁ。

カフェ「茶屋雨巻」は雨巻山の登山口近くにありました。

400-2013年4月益子 180


400-ピザ
平日限定ランチ

400-焼きリンゴ
石窯りんごのグリル アイス添え

食後は登山道を少し入ってみました。

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山桜がハラハラと散って、鶯が一点の曇りもない透き通った声で啼いています。
新芽が輝いて、あぁ幸せ!

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写真でつづる益子一人旅〈3〉おみやげ編

2日目と3日目、かなり時間をかけて器の店、藍染の店、骨董店を見て回りました。
あんまり沢山見過ぎて何が何だかわからなくなって目まいがしそうでした。

そんな中でも、益子最大の窯元「つかもと」の敷地内にある「つかもと美術記念館」は良かったです。
棟方志功の迫力ある作品をはじめ、 浜田庄司・河井寛次郎・芹沢銈介・加守田章二の巨匠と言われる方々の作品はやはり素晴らしい!格が違いますね。

益子で買ったのはこんなもの。

400-益子の皿

角皿が高かったんです。作家さんのお宅にお邪魔して買ったので、それでもお店で買うより安いらしいです。
失敗したかなぁと帰りの高速道路運転中も後悔していたのですが、この皿にサラダ、ミニトマト、ベーコン、スクランブルドエッグなんかを並べた朝食は気持ちが弾んで、買って良かった!
その右のホタルブクロの小皿は角皿の作家さんが下さったオマケ。
左下の皿は100円コーナーより。
右下の三島手のお皿。迷って迷った揚句に買いました。ベージュと青の色が出ていて素敵です。
400-益子にて

左のマグカップは角皿の作家の奥様作。マグカップは私にとって一番出番が多い食器です。結構気に入ってます。
右のマグカップは骨董店の店の外で泥と埃にまみれていました。作家ものだよと言われたけれど、お買い得かどうかさっぱりわかりません。
奥は植木鉢です。

400-八重桜2

民宿でいただいた八重桜。
和室とダイニングとトイレに飾りました。

山の花

山で折れて落ちていた大枝から貰ってきた白いフワフワの花。
それから、農産物直売所で、何故かホテイアオイを買ってしまった。これ、どうしよう・・・

400-麦

同じく農産物直売所にて、スクッと気持ちの良い青い麦!

写真でつづる益子一人旅〈2〉民宿編

どんな所に泊ろうかとネットで調べて最後に候補に残った民宿2軒のうち、益子の町からは少し離れた山里の宿に決めました。
ネットに広告もなければ、ここに泊りましたというブログもヒットしないという民宿。一体どんな宿だろうと一抹の不安はありましたが、とにかく泊れてご飯が食べられれば良しとしました。

400-2013年4月益子 058

いい感じ!
私一人なのに、通されたのは離れ。4畳半と8畳の和室、浴室、トイレ(ウォッシュレット)、洗面所。台所があれば立派な一軒家でした。
棟方志功、山下清が飾ってありました。

400-民宿

窓からの眺めです。 夜はカエル、朝は鶯。
母屋の屋根の向こうに見えるのは遅咲きの桜です。
「お客さんが窓を全開にするから、花びらがいっぱい入って来て掃除が大変!」
と笑っていらっしゃいました。

大きなお盆で運ばれてきた夕食とあったかご飯の入った炊飯器は玄関にドンと置いて行かれます。
炬燵に入って、テレビで「なんでも鑑定団」を見ながらの一人ごはん。

400-2013年4月益子 009

一泊目の朝は少し早起きして近所をお散歩。

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散歩のあとに用意されていたのは、

400-朝食

帰るのが勿体なくなってしまって、連泊することにしました。
一泊二食付き 6000円、素泊まり 3500円です。

「お客さんが、『こんなの買って来たっ』て(やきものを)見せてくれるのよ。私は目が肥えてるわけじゃないけど、益子で70年もいろいろ見てると、少しはわかるようになるのよ。な~んとも言えなくてねぇ。『いいでしょ!安かったんだよ』って言ったって、そりゃ値段の割にはね(笑) ついほんとの事言っちゃって、『あれはショックだった』ってあとで言われてから、正直に言わない事にしてるの。」って。
私も買ったものを見せたけど、な~んにも言われなかったから、どんな風に思われてたんだろ?^^

70年も益子焼を見てこられたということはおいくつかな?
「子どもが継ぎたいって言ったけど、これだけじゃやっていけない。子育てにはお金がかかるし、若い人は遊びたいだろうし。宣伝すればお客さんもっと来るって言われるけどね、これでいいの。」

私一人分の食事の支度は大変だろうと思い、二泊目は素泊まりにしました。

庭には花木や山野草がいっぱい!
今年は雪が多かったそうで、八重桜の木が根元から折れたまま花を咲かせていました。
「帰る時にあの枝を少しいただけませんか?」
とお願いしておいたら、精算時には剪定鋏と水を入れた大きな瓶を用意して待っていてくれました。
私が枝を選ぶ間、おばあちゃんは桜の花を摘んでいらっしゃいました。梅酢漬けにして、羊羹の上に載せるんですって。ああ、そんな生活、好きだなぁ。

400-八重桜1

おばあちゃんがお元気なうちに何回でも利用させていただきたい民宿でした。

写真でつづる益子一人旅 〈1〉 益子参考館

益子には1時半頃着きました。
お腹ペコペコ!
彼との旅行の時は定休日で残念だったCafe Fune(カフェ フーネ)へ。

400-niwa

「緑の風の音を感じながら召し上がっていただきたい」とHPに書いてあります。
フーネってもしかしたら風音の音読み?

funeテラス

お席からはこんな眺め。
大きなテーブルの端っこでいただきました。お隣りは、スーツでバシッと決めた男性6人組。陶器市前のビジネスでいらっしゃったのかな?

運転で疲れていたので、まずコーヒー。

funeコーヒー



サラダ

funeサラダ


鳥もも肉のソテーバルサミコソース
三種類のオードブル
パン・スープ(蕪)

funeランチ


これから始まるワクワクの予感を感じながら、ゆっくりと味わっていただきました。

そしていよいよ一番楽しみにしていた「濱田庄司記念 益子参考館」へ。

ここは、陶芸家 濱田庄司が自ら参考とした品々を、広く一般の人々にも「参考」にしてほしいとの意図のもとに開設された美術館です。

400-2013年4月益子 006


400-2013年4月益子 014


前回来た時は、震災で建物が被災して閉館だったのですが、ようやく修理も完了し、今春3月23日から全館公開されたのです。
商業目的でなければ写真撮影OKということだったので、沢山撮りました。ところがなんと作品を撮ってない!なんとなく、美術館では撮影NGって沁みついているんでしょうね(苦笑)
濱田庄司の作品は、圧倒的な存在感でした。
そして、子どもの心を感じました。無心に遊んでいる素直さ、無邪気さみたいなもの・・・邪心がないのですね、きっと。

400-2013年4月益子 011

日本や中国、朝鮮、台湾などアジアの蒐集品を展示している3号館。
私が映ってます(´∀`*)
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「上ん台(うえんだい)」と呼ばれた濱田庄司の別邸。

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工房

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登り窯

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登り窯の傍で寝ていた猫ちゃんです。
でれ~っと切り株に吸いつくように寝ていました。
この場の雰囲気にマッチしていて微笑ましかった。

今は準備期間



二日間の雨風で桜ももうおしまいですね。
毎朝 孫を迎えに行く時に桜の並木道を通ります。
上は咲いている桜、下は散った桜、そして濡れたアスファルトがトンネルの桜色を映して、ほわ~んとした世界が広がります。その中に入って行く時、体が桜色に溶けてしまいそうです。


一昨日、タイヤの空気が見た目にもわかる位抜けていることに気付きました。
あれ~?もう、タイヤ、ダメになっちゃたかも。
車の事は全然わかりません。
いつもガソリンスタンドの言うなりになって高い支払いをしては、それが妥当だったかどうかもわからないので、知り合いのスタンドに行く事にしました。
ここのオーナーは、夫の会社が倒産し、その後離婚した頃をご存じで、
「あなたは苦労したね。よく頑張ったね。」
みたいな事を会うたびに言われます。
もう30年近く前の事、ちょっと鬱陶しくて普段は敬遠しているのですが、いざという時はやはり信頼できます。

途中、信号待ちをしながらふと横を見ると、空き地がつくしで埋め尽くされていました。
私は子どもの頃からつくし好きで、つくしの林をみつけるとはしゃぎます。
車を停めて、少し歩く事にしました。


川沿いの桜がハラハラ散って、川面も桜色。
道行く人々が、「あら、きれい」と思わず立ち止っていました。


ここで写真を撮っていたら、カメラを提げた男性と目が合いました。
「わ~!先生!」
次男の中学の時の先生です。
高校を半年で中退してフラフラしている反抗的な子を、どうしたらいいのか困り果てていた私の相談に乗ってくださった先生です。
困っている時はみんなアドバイスをしてくれるのですが、その対処法はそれはもうあらゆる方向を向いていてバラバラです。親切心ではあるのでしょうが、よく知らないまま、無責任なのだから仕方がありません。
そんな時、在学中から面倒を見ていただいて次男の様子を理解して下さっている先生の助言はありがたかったです。

その先生もお年を召しました。
毎日カメラを持って散歩し、夕方になると公園に住みついている野良猫に餌をやるのを楽しみにしていらっしゃるんだそうです。

丁度、自分の老いについて思い巡らしている時にお会いしたので、そんなことを少しお話しました。
あと3年すれば孫は小学校へ。保育園の送迎はなくなります。
友達の少ない私は、老いの孤独を迎えるでしょう。
先生は「今、準備期間だな」と仰いました。

再婚した夫を見送って、腑抜けになって、なんとか立ち直って、あれよあれよという間に60才。
漠然となんとかなると思っているけれど、それじゃいけないんじゃないかな。
3年後、5年後の自分をシュミレーションして、準備しなくては。

タイヤは釘がささっていたんだそうです。
もっと空気が抜けるとタイヤ交換になるところでした。
サービスで洗車もしてくださいました。
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