2014年09月

いい時間

夕暮れの公園で、入り口の車止めの上に昇りたいと孫が言う。
この公園には鉄棒がないんだよね。
車止めの上に腰掛けて、ばぁばに前からしっかり抱っこされて、綺麗な空を眺める。
細いお月さまが見ている。

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「あ、コウモリ!
あーくんねぇ、鉄棒でコウモリの形できるんだよ。
こあらさん(4歳児)は足と手でやるの。キリンさんとゾウさん(5,6歳児)は手は無し。でも怖かったら手もいいの。」

胸に孫をしっかりと抱いて、金木犀の香りに包まれながら、段々夕闇が降りて来ます。
「帰ろうか。」
「まだ」
「暗くなってきたよ。何にもしないで立ってるだけ?」
「ばぁばがいい匂い好きだから、まだいるの。」
公園には金木犀の木が沢山あります。

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あぁ、いい時間。

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最近の食生活

最近、有機野菜や無添加食品の宅配を頼んでいます。
少し割高ですが、自分でスーパーでは買わないだろうなというものがセットされていて、それをPCで商品を入れ替えたり、美味しそうなものを探したりして注文します。
野菜や加工食品いろいろと一緒に、材料を必要な分だけセットしたおかずのKitを週に1食入れます。
初めてのお料理をレシピを見ながら作るのも楽しいです♪
好き嫌いが多い次男に合わせて料理をするのはほんとにつまらない。だから次男がいない暇な時は自分のためにあれこれやって楽しんでいます。

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鯵の竜田揚げ(出来上がりがパックになって届きます)と野菜を酢豚のような餡にからめた一品。
餡がちょっと少なすぎました。

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野菜と酢鶏(これも調味液に漬け込んだ鶏のパック詰め)の和風おろし仕立て
見た目があまり綺麗じゃないけど、美味しかったです。

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或る日の朝食。
サラダにしらす干しをのっけるのが今のお気に入りです。
立派な葡萄は、日向薬師の路地販売で買って来ました。

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これね、日向薬師の帰りにSさんの所へ寄ってしまったの。
彼岸花の路を歩いていたら耳の中で私を呼ぶ声がしたので電話してしまいました。
着信を見て嫌だったら出ないだろうと思ったから。
「夕飯どうするの?」って聞かれたので「一緒に食べる?」と言ったら、「おいで、パスタとポテトサラダで良かったら作ってあげるよ」って。
伊勢原の道端に咲いていたハナトラノヲを摘んで、日向薬師の葡萄とコンビニで買った頼まれた食材をお土産にしました。

気が合うんだよね~
でも私の怒りは大きくていまだ鎮まらないし、相変わらず彼の話しの中にどれ程の嘘が潜んでいるのかと疑心暗鬼になってしまいます。
いつか男と女を越えた友だちになれたらいいな。今はまだまだ越えられない。

バッハのバイオリンコンチェルトがとてもいい音で鳴って、心に沁みました。

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曼珠沙華の里 日向薬師

神奈川県伊勢原市の日向薬師は私の大好きな場所です。
今年も曼珠沙華を見に出かけました。
曼珠沙華って、こうもお彼岸にぴったりに咲くのは不思議です。
農作業をなさっていたり、農具が置いてあったり、花の見ごろに合わせて地元の方がさりげなく演出してくださっているような気がして、撮影しながらも気持ちが温まりました。


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また沢山載せてしまいました。
ご覧くださってありがとうございます<(_ _)>

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秋の初めの高麗の里

最近はスポーツクラブへ週2~3回行っています。
もしこれがなかったら、私は何をしているんだろうと、ふと別の人生を想ってしまいます。
田舎歩きをしていないな。
暑さも遠のいたことだし、初秋の里路を歩きたくなりました。

どうしても見たくなった或るポプラの木。
まだ黄葉している場面に出会ったことがなく、そろそろかなと思ったのですがまだでした。

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秋というより、まだ夏の色の方が濃いですね。
久し振りに寄った石窯パン工房「Konohapan」はカフェ・レストラン部門をやめてしまっていて残念!評判のレストランだったのに、ベーカリー部門だけになって、パンはもう完売していました。

思い直して高麗(こま)へ。

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農産物直売所でりんご、シュウメイギクの花、紅茶の手作りシフォンケーキを買って、
またまたビュッフェをやめてしまった豆腐厨房「大豆屋」でソフトクリームをいただきました。

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ピンボケ写真~^^
豆乳のソフトクリームの下には、カットしたおからドーナツが入って、抹茶と黒糖蜜がかかって濃厚でした。

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なりふり構わず心肺蘇生

あんなに戸惑っていたスポーツクラブにもすっかり慣れました。
連休2日目は、まずエアロビクス「スタート☆」のクラス。ほぼついて行けるようになりました。楽しくて45分間をとても短く感じます。でも順番を覚えるのが大変です。今の動きで精一杯で、次の動作に意識が行かずに間違えます。まぁ、そのうち慣れるでしょう。
15分休憩してストレッチのクラスを30分間。
終わったら、汗びっしょりのシャツを着替えて、1階ラウンジで持参のいなり寿司で腹ごしらえ。
そしてイベント「心肺蘇生法体験会」に参加しました。
なかなかの充実ぶりでしょう?(^^)・・・と自分では思うのですが。

心肺蘇生法体験会は参加者8名でした。
心肺蘇生やAEDはテレビで見たことがある位で、実際その場に出くわしたら、自信がなくて何もできないなと思っていました。

人形が2つ、4人ずつに別れて一人ずつロールプレイング。
①人が倒れているのを発見
②周囲の安全確認(二次災害を防ぐため)
③肩を叩きながら「もしもし大丈夫ですか?」と耳元で、始めは小声で段々大きな声で3回呼ぶ
④大声で「誰か助けてください!」と助けを求め、来てくれた人に一人ずつ指さしながら「あなたは119番通報してください」「あなたはAEDを持って来てください」と頼み
⑤普段通りの呼吸があるか自分の頬を傷病者の口元に近づけて確認する。呼吸がない場合
⑥心肺蘇生(心臓マッサージ)

胸骨が折れる場合もあるが、救命が第一なので折れても構わない。それ位強く速く圧迫するのですね。100回ずつ交代でやりましたが、頭がクラクラしました。

1時間では足りないくらい、みんなからいろんなシチュエーションの時どうすれば良いのかと質問がありました。
・傷病者がベットに寝ている場合は、体が沈んで心肺蘇生の効果が薄れるので、ベットから降ろすか、体の下に硬い板を入れるといい。
・傷病者を一人で移動させるには、腕を組ませて首の下側と組んだ腕の付け根を持って引っ張る(介護と同じだと参加者さんがおっしゃってました)
・心肺蘇生している人を見かけたら、凄く疲れることなので「替わりましょうか?」と声を掛ける。
・119番に場所を説明する時、電柱に付いている番号を言うといい。
・呼吸が止まってすぐに心臓マッサージをすれば救命率70パーセント。3分経過すると50パーセントになる。
パニックになって何をしたらいいのか思い出せない時は、なりふり構わず心肺蘇生!やっていれば誰か来てくれるから。
・体が濡れている時にAEDを使う場合は体を拭く(感電するから)
・人工呼吸はやらなくていい(感染症を防ぐため)
・蘇生したら救急車が来るまで横向きに寝かせる。

もっといろいろあったと思うけれど忘れました(;^ω^)
みんなが「こんな時はどうするの?体格の大きな男性だったら?山でだったら?出血が多かったら?」と質問する背景に、大切な人の命を救いたいという気持ちを感じて、なんだか頬の奥に涙が溜まってこぼれそうでした。

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庭で オンブバッタ?

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水彩画と先生

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また気に入らないのです~


アトリエに行くと先生との会話が楽しいです。

みよ : 去年描いてた絵の方が好きなんです。
      でもいろんな描き方してたら戻れなくなってしまいました。
先生 : そう、前には戻れないんですよ(笑)ここから始めなきゃ~ 
      僕もよく「あの頃の(絵)が良かった」って言われるんですけどね~もう戻れないですよ。

人生とおんなじですね。

型に捉われずに遊びなさいと言われます。なんでもしていいですよ、と。
生徒さんは口々に「がんばろ~」とか言って笑います。
先生 : 僕も個展が終わる度に「がんばろ~」って思うんですよ。
私は、「あそぼ、あそぼ」と言いながら描くのだけれど、ちっとも遊べていないです。

みよ : 家で描こう描こうと思ってはいるんですよ。
      今回はモチーフを用意する所までは行ったんです。でも描かなかった。
      自分で撮った写真をもとに描いたらいいですよね。
      風景でも静物でもなくてスナップ写真がいいなと思うんです。
      考える事は考えてはいるんですよ。

先生 : アカデミックな勉強をした人は、考えすぎちゃって描けなくなる人が多いんですよね。
      描かなくちゃ。

心を伸び伸びさせてくれる先生です \(●~▽~●)Уイェーイ!

<追記>
この記事を書いてから、先生のブログを読みに行ったら面白かったので一部ご紹介します。

絵を描くときは自分は下手だとか上手く描けないとか才能がないとか思いながら描くよりは、私はうまい、才能がある、天才だ、くらいに思って描いたほうが楽しいし良い絵が描けるように思います。僕が見るかぎりそんなに絵が下手な人や才能がない人というのはうちの教室にはいません。(中略)だから自信を持って描いてほしいと思います。そうしたらきっと美の神様が降りて来ていい絵を描かせてくれるのでは。

なんだか嬉しくなってしまいます(*^^*)

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実家を片づけながら想うこと

実家で先日の続きの母の衣類の片づけ作業をしました。
亡くなってまだ半年だから、片づけるには早過ぎるかとも思うのですが、いっぺんにエイッ!ヤー!と処分するのは忍びなく、一つ一つ試着してはゴミ袋へ入れてゆきました。
父の覚書が出てきました。新婚時代のものです。晩年お酒に溺れた父ですが、若い頃は夢に萌えていたのですね。事業への野心とプランが綴ってありました。アメリカへ行くことも計画の中にありました。「妻に話すと『死ぬほど行きたい』と言った」と書いてありました。生まれ故郷アメリカへ帰ることが、母の大きな夢だったのです。
でも父と母の夢は、舅姑の反対に会い実現しませんでした。

古い手紙も20~30通ありました。母の姉弟からのものが多かったです。英文なので、私には掻い摘んでしか内容がわかりません。日付を見ると1956年が多く、アメリカ育ちの母が九州で、舅姑と同居し、父が始めた事業を懸命に手伝っていた頃、母の辛かった時代です。

私が5歳の時、2歳年下の弟が亡くなりました。母は姑に『あんたが信心しないから子どもが死ぬなんてことになる』と言われたと言っていました。

その後、小田原に住む母の父(私の祖父)が亡くなりました。祖父はとても優しい人で、母はお父さんっ子だったようです。そんな祖父は妻を亡くしたあと、子ども達に猛反対されながらも再婚していました。その再婚相手の女性からの手紙も数通ありました。祖父は再婚してまだ日が浅いうちに肝臓を患い他界したのですが、手紙はどれも拙い文字と文章の鉛筆書きで、祖父の病状や日常の報告、見舞いのお礼などがしたためてありました。祖父亡きあとの手紙は、それは肩身の狭そうな文章があわれで、その方の心に想いを馳せました。
その女性は祖父の後を追うように一年後に病死されています。

母は九州・福岡が大嫌いでしたが、辛くて辛くて、けれども一生懸命だったその頃の記録を捨てられなかったのですね。

人の一生を見る思いの片づけです。
父の、母の、祖父母の人生。

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左端は私の子ども時代に家族でやっていた家業の旅館のマッチのラベルです。
手紙類の箱に写真も入っていました。
湖畔の母。父とよく軽井沢でデートしたと話していましたが、この写真はどこでしょう。

私の夫が亡くなったあと、母と軽井沢へ行ったことがあります。
雲場池で「あのベンチにaちゃん(夫)と座ったのよ」というと、「一人で座っておいで。私、ここにいるから」と言った母にも、雲場池に思い出があったのかもしれませんね。

身近な人の一生を俯瞰するように振り返ると、日々の小さな不満がどうでもいい事に思えます。
誰に対しても、自分のこだわりは横に置いて、受け止めてゆこうと、こういう作業をしていると思ってしまいますね。

あぁ、でもね、恋人の裏切りだけは許せない。何故なんだろうと考えました。きっと真心の問題だからでしょうね。
まだまだ人間小さいですね。こんなですもの、人を受け止めるなんて上っ面の言葉だけかもしれません。

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ヤドカリさん

明日から孫家族は再び沖縄5泊6日の旅行です。
前回の沖縄旅行が台風で台無しになったので、孫パパがリベンジの旅を約束したのでした。
今回の旅行は孫パパも行くので、飼っているヤドカリを私が預かることになりました。
あー君の大切なヤドカリさん!


先日の事、孫が???な事を言い出しました。
「おきなわ、パパとママ ふたりでゆけばいい。
あー君は みよちゃんばぁばんちにおとまりして
ヤドカリさんのおせわするの」と。

よーく聞いてみると、
「ひこーきも のりたいし、おきなわも いきたいけど、
ばぁばが ヤドカリさんのおせわ わすれる~~
ヤドカリさんしんじゃう~」
涙ポロポロ、鼻水まで垂らして、絞り出すように泣いています。

お~!ばぁばはそこまで信用ないのかぁ~!
いろんな事を忘れてばかりだからね^^;

「大丈夫、ばぁば忘れないから」と言っても

「わすれちゃう~」

「じゃ、あー君が心配になったら、沖縄からばぁばにお電話ちょ~だい♪
そしたら、『はーい!ヤドカリさんにエサあげまーす』ってあー君とお電話しながらエサあげるから」
と言うと、やっと納得してくれました。

ヤドカリに人工海水を霧吹きしてあげると、サンゴの砂の中から大勢出て来てガサゴソガサゴソ動き出します。
とっても小さくてお目目が可愛いです。
黄色いヒトデは海水を含ませたスポンジです^^



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