仕事をしなくてはいけないのに、また遊んでしまいました。
本当は湯河原の花火大会&バーベキューに誘われていたのですが、さすがに静岡まで行くのは気が咎めて、そうは言っても、あちらこちらの神社で夏祭りの飾り付けを見るとじっとしていられません。
午後3時まで仕事をしてから、羽村堰下での灯篭流しの写真を撮りに行きました。
観光ではなく生活に根ざした行事のようで、場所がなかなかわからなくて、何人もの方にお訊ねしてやっと辿り着きました。


テントでは檀家さん達がご詠歌を唱えていらっしゃいます。
ご詠歌って初めて聴きました。
こんなだったよと話したら、それはご詠歌だよとSさんが教えてくれました。
日本仏教において平安時代より伝わる宗教的伝統芸能の一つ(Wikipediaより)なのだそうです。





夕刻には灯篭の風呂敷包みを抱えた老若男女がぞくぞくと集まってきました。
年配の方ばかりではありません。
若い人も小さな子どもも、流れゆく灯篭に手を合わせています。
「幸せにしています シゲさん ありがとう」 なんて書かれていて、どなたを亡くされたのだろう、どなたが書いたのだろう・・・と想いがめぐり、心の中で手を合わせました。

青梅の花火の音を遠くに聞きながら、灯篭流しが続いている多摩川河川敷をあとにしました。