日本民藝館にて「柳宗理の見てきたもの」を見てきました。
民藝の美というのは、「人が暮らす」という尊さの中での無心の美だと深く思いました。
無心でほどこした丁寧な手仕事が作り出す美ですね。
アジアやアフリカで生まれた生活の造形には、童心を感じました。
有名作家が作ったものでなくても、身近な生活の中で、自分なりの手作りの美しさを見つける眼とアンテナを持っていたいものです。難しいけれど・・・
日本民藝館は井の頭線の駒場東大前駅から歩いて行きます。
途中、美味しそうなパン屋さんがあったので、一旦は通り過ぎたのですが、引き返して少しだけ買いました。
民藝館の展示を一人ゆっくり楽しんだあと、すぐ裏手にある駒場公園へ、高級住宅街の中にひょっこりと現れる南門から入りました。
鬱蒼とした森の小路に、金木犀の香りが漂います。
良いものを見たあとに、しっとりとした気持ちで歩くには打ってつけのデートコースかな。
ここのベンチで、買って来た「ミルクフランス」を食べました。
メッチャおいしい!!!
パン屋さんの店名は「ル・ルソール」
お食事パンも色々あったので、次回は民藝館のあとで、ここでル・ルソールのパンでランチすることにしましょう。
駒場公園内の旧前田侯爵邸にはカフェもあるのですが、今日はパスしました。
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素敵な一日です。
日本民芸館 ご一緒したかったです。
装飾過剰のものでも、自意識過剰ではない。
それが無心の美ですね。
その根底にあるのは心なんでしょう。
心を見る目というのは難しいものです。
自分の雑念が入り込み、ゆがみを生じる場合もあるので。